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渋谷駅地下出入口番号と案内誘導サイン変更。渋谷地下駅開業以来初

東京急行電鉄と東京メトロは11月に、東横線・田園都市線・半蔵門線・副都心線渋谷駅の地下出入口番号、および案内誘導サインを変更する。渋谷駅中心地区の再開発などの進捗に合わせて実施するもので、1977年の渋谷駅地下駅の開業以来初めての取り組み。

新地下出入口番号イメージ(左上「A1」)と渋谷駅地下出入口番号変更イメージ(2027年度時点を想定)

新しい渋谷駅地下出入口番号は、渋谷駅の駅周辺整備が完了する2027年度のまちの将来像を見据え、AからDの4つのエリアに分け、各出入口の数字を組み合わせて表記。道玄坂方面をAエリア、宮益坂方面をBエリア、渋谷警察署方面をCエリア、桜丘方面をDエリアとする。

エリア制を導入する理由は、おおまかな行き先から出入口を想起しやすくするため。各エリアにおける数字の番号付けは、今後の駅中心地区の再開発などによる地下出入口の新設に対応するため、外周部から中心部に向けて実施される。出入口番号の割り当ては、2019年夏頃発表予定。

なお、従来の地下出入口番号は、道玄坂方面から渋谷警察署方面に向かって順次番号付けをしていた。

現状の渋谷駅周辺図

出入口番号の変更に合わせ、駅周辺の各誘導サインや案内マップも適宜更新。連続した分かりやすい歩行者ルートの案内を図る。