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「JCBギフトカード」に偽造券。JCBが識別方法を告知し、通報を要請

JCBは、加盟店や金券ショップにおいて、「JCBギフトカード5,000円券」の偽造券601枚が発見されたことを受け、偽造券の特徴と識別方法について告知。偽造券発見時に、警察への通報とJCBへの連絡を依頼するなど、被害拡大防止の体制を整えていく。

今回確認された偽造券では、真正券と以下の4点において違いがあるという。

(1)裏面左下に表記されている発行元が「株式会社ジェーシービー」で、券番号が「6」から始まる(JCBギフトカードの真正券はすべて「5」から始まる)
(2)「取扱店様控え」を切り取るためのミシン目がはっきり見え、触ると凹凸がある(真正券はミシン目が見えず、凹凸がない)。さらに、下端に突起がある
(3)表面右下の金額表示「5000」の表記の「5」の前に、縦線がない
(4)表面右下の金額表示「5000」が半分黒みがかった部分の手触りが、ざらざらではなく、つるつるしている

偽造券の主な特徴

JCBギフトカードは全国100万点以上の加盟店で利用できる商品券。1,000円券と5,000円券の2種類を発行しているが、今回偽造券が確認されているのは5,000円券。

JCBでは、今後もJCBギフトカードの偽造防止に努めるとともに、加盟店との協力により、偽造券の流通防止に向けた取り組みを継続していく。