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AndroidがFIDO2認定取得。Webやアプリの生体認証ログインを拡大

FIDOアライアンスは、AndroidがFIDO2認定を取得したことを発表した。Android 7.0以降を搭載し、互換性のあるすべてのデバイスで、FIDO2対応のオンラインサービスなどに指紋を利用したアクセスが可能になる。

FIDO2による認証は、スマホなどの端末に生体情報を登録し照合、照合結果のみをアプリやオンラインサービスなどのサーバーへ送信するため、サービス側など外部に生体情報は保存されない。それにより、パスワードのように情報が洩れるリスクが低いという。

主要なWebブラウザである、Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefox、では既にFIDO2をサポートしている(Safariはプレビュー版)。これらのブラウザで、FIDO2に対応しているWebサイト・アプリでの生体認証の利用が可能。

FIDOアライアンスは、AndroidがFIDO2認定を取得したことで、生体認証を利用したパスワードレスでのログインができるユーザー対象がさらに広がったとしている。