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アップル・Google・MSがFIDOの新パスワードレス認証導入。スマホでPCサインイン

Apple、Google、Microsoftは4日、FIDOアライアンスとW3C(World Wide Web Consortium)が策定した共通のパスワードレス認証のサポートを拡大する計画を発表した。この新機能により、ウェブサイトやアプリで、デバイスやプラットフォームを問わず一貫して、安全で容易なパスワードレス認証を提供可能にする。

FIDOアライアンスは、指紋・顔認証を利用した生体認証によるログインなど、パスワードレスの認証の仕組みを構築。便利で安全なサインイン(認証)技術に取り組んできた。今回、Apple、Google、Microsoftが新たな機能拡張にむけて協力していくことを決めた。

機能拡張は主に2つ。

1つは、すべてのデバイスでアカウントにFIDO認証を再登録することなく、ユーザーが所有する他のデバイスや新しいデバイスで、「FIDO認証資格情報(FIDOクレデンシャル)」に自動的にアクセス可能とし、シームレスにパスワードレス認証を使えるようにする。

もう1つは、OSプラットフォームやブラウザに関係なく、近くにあるモバイルデバイスでFIDO認証を使い、(PCなどの)デバイスのアプリやウェブサイトにサインインできるようにすること。

これらの新機能は、Apple、Google、Microsoftの各プラットフォームで、2023年にかけて利用可能になる予定。