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MapFanに3年先の未来情報。新設や取り壊しなどの変化をマップで確認

地図検索サイト「MapFan」を運営するインクリメントPは、3年先までの施設の変化点情報が検索できる「未来情報検索機能」を、法人向け地図API「MapFan API」に追加し、オプション機能として提供を開始した。

画像サンプル:新宿区周辺変化点情報

未来情報検索機能では、インクリメントPが独自に先行取得した施設の変化情報をもとに、学校、商業施設、公共施設などの「新設される」、「取り壊される」といった3年先までの変化情報を確認できる。変化点情報のデータ更新は年2回。

画像サンプル:変化点の詳細情報(拡大)

活用例として、不動産ポータルサイトにおける気になる物件の周辺が将来どう変化するのかを紹介する際の活用や、エリアマーケティングにおける店舗の新設やDMの配布など、地域の特性に応じた戦略作りなどへの活用を挙げている。

MapFan内「住まい探し」で、この機能が利用されている。

MapFan内 住まい探しで渋谷駅周辺を表示。上が2019年、下が2022年。2022年の右下の山手線沿いにアイコンが表示された。この地域では現在再開発が進んでいる

MapFan APIとは、ウェブサイトや業務システムなどに地図を組み込むことができる、法人向け地図APIサービス。未来情報検索機能の利用には、別途契約が必要。開発者向けのサンプルを用意しているという。