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アプリDL不要でスマホでテーブル会計「TableCheck Pay」。三井住友カードと提携

TableCheckは、三井住友カードと提携し、飲食店・レストラン特化型のスマートフォン決済サービス「TableCheck Pay(テーブルチェックペイ)」を12月10日より開始する。第1弾として、三井住友カードのプラチナ・ゴールド会員を対象にサービス提供する。

TableCheck Payは、ユーザーがレストラン予約時にクレジットカード情報を登録することで、店舗で現金やクレジットカードを用意せずに、サインレスでスマートに会計できる。

QRコード決済だけでなく、 SMSやEメールで通知を受け取りリンク先のページから決済を実行する「メール決済」も採用。専用アプリのダウンロードを不要とし、ユーザーの利便性をより高めている。なお、予約時の事前登録以外にも、会計の際にクレジットカード情報を登録して決済も可能。いずれの場合も、「TableCheck マイアカウント」の発行が必須となる。

現金やカードによる従来の会計スタイルでは、利用者側では、食事後の手続きの手間や、会計に時間がかかるといった課題があった。飲食店・レストランにとっても、釣銭の渡し間違いや金額の入力ミス、会計の度にテーブルとレジを行き来する手間などの業務負担が発生していた。こうした課題の解決のためにTableCheck Payを提案していく。

TableCheck Pay利用の流れ(事前予約の場合)

ユーザー

・ネット予約・クレジットカード情報の登録(予約時にTableCheck Payの利用を申し込む)
・食事
・会計依頼
・サインレスで決済完了、退店

飲食店

・ネット予約で予約を受付、 TableCheck Pay決済であることを確認
・食事提供
・TableSolutionから会計金額を入力し、客に通知(SMS、 Eメール、QRコード)
・決済完了を確認、見送り

なお、飲食店側の準備としては、レストランの予約・顧客管理システム「TableSolution」と「TableCheck Pay」の導入が必要。また、2019年1月からは「TableCheck Pay」と「キャンセルプロテクション」のカード決済手数料を従来の3.9%から3.19%に引き下げ。飲食店が導入しやすい環境を整えることを目標にしている。