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街中の宅配ロッカーからヤフオクの発送作業が可能に

ヤフーとヤマト運輸は9月20日、ネットオークション「ヤフオク!」の発送窓口として、宅配ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」が利用できるサービスを開始した。

ヤフオク!で取引した商品を出品者が発送する際、商品をPUDOステーションへ投函すると、ヤマト運輸が荷物を受け取り、落札者に届けられる。

PUDOステーションは、Packcity Japanが運用している宅配便ロッカー。二次元コードのスキャンやパスワードなど、複数の認証方法を利用可能で、誰でも、どの宅配便業者でもサービス提供窓口として利用できるオープン型サービスを特徴とする。設置場所は全国3,000カ所以上。なおヤマト運輸ではPUDOステーションを荷物の受取窓口に設定できるサービスを展開しているが、ヤフオク!と提携して実施する本サービスでは、PUDOステーションでの受け取りができない。

発送窓口としてPUDOステーションを利用するための条件は、出品者と落札者がいずれも配送方法として「ヤフネコ!パック」を選択すること。条件を満たした状態で落札手続きを終えると、出品者に二次元コードが送付され、この二次元コードを使ってロッカーを解錠し、荷物を入れることで、ヤマト運輸が荷物を落札者のもとに配送する。

発送者側のメリットは、送料がヤフオク!上での決済となるためキャッシュレスでの発送が可能になる点と、誰かと対面せずに発送作業が行なえるところ。