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7日・8日は山手線外回り終日運休 大崎→渋谷→池袋

渋谷駅の山手線内・外回り同一ホーム化に向けた工事のため、山手線大崎~渋谷~池袋間の全ての外回り列車が、1月7日(土)初電から8日(日)終電まで運休となります。JR東日本は、大崎~池袋間を利用する場合は埼京線・湘南新宿ラインと山手線(内回り)を利用するよう呼び掛けています。

2015年より進められていた渋谷駅改良工事に伴う運休で、工事後は山手線内・外回りホームが1つになります。工事時間帯は1月6日22時から9日初電までで、約53時間30分。各改札口は工事時間中も通常どおり利用できます。

運休中、外回りは大崎駅で東京方面に折返し運転となり、また池袋~東京~大崎間では本数を大幅に減らしての運転となります。内回りは池袋~渋谷~大崎間も運行しますが、本数を減らし、一部は池袋駅で上野方面に折返し運転となります。

そのほか、京浜東北・根岸線は快速運転中止で終日各駅停車のみ、埼京線・りんかい線は新木場~大崎~赤羽間を増発、相鉄線直通列車は新宿~池袋間を延長して運転します。湘南新宿ラインは通常運転。臨時列車の大崎~新宿間は、埼京線・湘南新宿ラインの線路が使用されます。

運休中は近隣の各路線で振替輸送が実施されます。埼京線・湘南新宿ラインや、運転本数が減少する山手線の混雑が予想されることから、振替輸送や迂回乗車の利用も検討しましょう。振替輸送は、東京メトロ、都営地下鉄、東京臨海高速鉄道、西武鉄道、東急電鉄、京浜急行で実施されます。振替輸送の利用には運休区間のきっぷ・定期券・回数券等が必要です。

なお、「JR東日本アプリ」、「Yahoo!乗換案内」、ジョルダン「乗換案内」などの各種サービスでは、運休期間中のダイヤ変更に対応しており、運休期間中には運休区間を避けたルートが検索結果として表示されます。

Yahoo!乗換案内で下北沢駅~池袋駅間を検索した場合
ジョルダン 乗換案内で運休時間帯の目黒→渋谷を検索したところ、渋谷方面とは逆の大崎に戻って埼京線に乗り換えるルートが表示された

また、道路にも影響があり、旧大山街道(渋谷駅前交差点~宮益坂下交差点)が通行止めとなります。通行止め時間帯は1月7日0時頃から7日9時頃、7日22時頃から8日9時頃で、その他時間帯でも車線規制が行なわれます。

渋谷駅前交差点(渋谷スクランブル交差点)周辺道路で通行止め等が行なわれる

切換工事後は山手線内・外回りホームが1つになるほか、増設したハチ公改札(1階)~山手線ホームの階段が使用開始となります。1月下旬には中央改札(3階)~山手線ホームに新設する通路・階段・エスカレーターが使用開始となる予定です。

渋谷駅における線路切換工事は5段階のステップで進められていて、今回は4段階目のステップとなります。