いつモノコト

忙しい大人も活用したいアナログな学習タイマー

子供が勉強時間に使う学習タイマーですが、大人も活用できるのではないかと思い、ひとつ買ってみました。コーエックスが販売している充電式勉強タイマー「コロタイム」で、Amazon.co.jpにて1,698円でした。

この製品は三角形を丸くした独特なフォルムが特徴で、最大60分のカウントダウンが可能です。中央のつまみを回すと赤い時間フィルムが出てくるので、希望の時間に合わせ、手を離すとカウントダウンが開始されます。動作音は無音といっていいレベルで、勉強や仕事の集中力を削ぎません。

アラームの音量は無音、小、大の3段階。アラームの長さは3秒と30秒から選択でき、鳴っている間は上部の停止ボタンで止められます。3秒はすぐに鳴り止むので、設定した後はハンズフリーで使えます。

残り時間の表示部分は60分で1周なので、時計の分針と同じで(進行方向は逆ですが)分かりやすいですし、白地に赤いフィルムの表示は非常に目立つので、直感的に時間の残量を把握できます。

本製品は、この手の安価な学習タイマーとしては比較的珍しいことに、USB Type-Cを使う充電式です。内蔵のリチウムポリマーバッテリーは、満充電から目安として130回~160回の使用が可能になっています。充電は5V 2Aの仕様で、充電時間は約60分です。表には「充電の合図」と「充電中」のランプがぞれぞれ搭載されています。最近のモバイルデバイスの事情を鑑みれば、デスク周りでもUSB Type-Cで充電できる環境は整っていると思います。

デジタル式なら、リピート設定など自由に設定できて便利ですが、単機能・アナログ表示のこれの最大のポイントは、赤いフィルムの大きさ・面積というアナログな方式で、直感的に残り時間を把握できるところだと思います。

個人的には、数字を見て理解するよりも早く、視界に入るだけで「思ったより時間が経っちゃっているな」などとすぐに認識できるので気に入っています。原稿を作成する場合なら、残り時間が直感的に分かって、ペース配分をしやすいと感じます。

ルーチンワークに使うのか、はたまたクリエイティブな作業の区切りに使うのか、活用方法はさまざまだと思いますが、時計の針と違って、時間経過をカウントダウン型でビシッと把握できるのは直感的ですし、子供だけでなく大人もさまざまな場面で活用できそうです。

パッケージ
太田 亮三