いつモノコト

なんでもピカピカに磨き上げる「スーパークリーナー万能Jrくん」

働き方改革と言われて久しい昨今。会社員ではないフリーライターの私には無関係、と思っていたら「家事労働」の分野でも改革すべしとの家庭内圧力が高まりました。ということで、これまで以上に家事をワークシェアすることに。

もともと家事が嫌いではないので積極的に家事労働に勤しむことを誓い、まずはお掃除の分野から家事ワーク。ここでいつも使うお役立ちアイテムがあることに気づいたので、ご紹介しておこうと思います。

福岡県のわずか社員6名(パート30名/2019年3月現在)のマルシンさんの製品「スーパークリーナー万能Jrくん」(980円)です。

キッチンまわりや洗面台、ガラスや合皮に樹脂製品まで、ピカピカに磨き上げてくれます。と、言うと「研磨剤なんてほかにいくらでもあるでしょ」とのご指摘が聞こえてきそう。ほかの研磨剤系クリーナーとの違いは、なんと「研磨剤」じゃない! ということ。コンパウンド(研磨剤)が含まれていないんです。

使用前
使用後。水垢でくすんだ水栓があっという間にピカピカに

研磨剤であればクリームクレンザーや、金属磨きで有名な「ピカール」などがあり、もちろんピカピカになります。が、どんなに微粒子のコンパウンドであっても、あまりゴシゴシやることに躊躇してしまいます。やりすぎると「細かいキズがつきそう。摩耗しそう」という不安があるのですね。

しかしながら、スーパークリーナー万能Jrくんにはコンパウンドが入っていないので、どんなにゴシゴシしたってそのような心配なし。思う存分、納得のいくまでゴシゴシにチャレンジできます。

樹脂製の浴槽もついでにツルツル。堆積した水垢もとれて指でキュッキュできます

しかもこの製品、液体ではなく固形タイプなところにも注目です。つまり液ダレしないので使いやすい。固くしぼったキッチンスポンジなどにこすり取り、汚れが気になるところを磨き上げればOK。水回り以外の箇所、例えば家電やインテリアなどの樹脂製品や合皮のソファなどの掃除もビシャビシャになることはありません。

質感はしっとりとして若干ざらついているというか、固めの創美シャンタンのようなテクスチャー

しかし、なぜゆえに研磨材がなくてもキレイになるのだろう? と気になったので成分を見てみると「界面活性剤(1.2%ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)、 脂肪酸・溶剤・カルナバ」と表示されています。界面活性剤とはいわゆる中性洗剤に入っている成分。脂肪酸は石けんの原料のひとつですね。

個人的には「カルナバ」というのがキレイの秘密な気がして調べたところ、ワックス成分のよう。なぜ効くのか謎ですが、配合のバランスなどに秘密があるのかもしれません。

ちなみに「万能Jrくん」と言うぐらいなので、「万能」も存在します。その違いは量。万能が270gの大容量で、万能Jrくんは75gのお試しサイズ。毎日ピカピカにするほどまでは掃除しないので、万能Jrくんの量で十分です。ホームセンターのほか、Amazonや楽天などでも購入できるので、水回りのピカピカにこだわるならば、ぜひ一度使用していただきたい。

森田範彦