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3日間で各社最上位AIモデルが続々登場 "驚けない”凄さと開発の「減速」
2026年9月5日 09:00
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今週は、最新のAIモデルの発表が相次ぎました。
水曜日:Anthropic「Claude Fable 5.1」
木曜日:Google「Gemini Flash 3.8」、Meta「Muse Spark 1.3」
金曜日:OpenAI「GPT-6 Astra」
加えてMythos 5.1やFlash 3.8 Cyberのような派生モデルや、「Qwen3.8-Max-0902」のようなオープンウェイトモデルも発表されています。久しぶりに各社がバチバチに競争心を燃やすようなリリースラッシュの週でした。
発表されたのはいずれも、各社のフラッグシップモデルで、ベンチマーク等の数値も驚くような高いスコアを出しています。ただし各社のデモを見てみると、インタラクティブなゲームを一瞬で作ったり、最高レベルの人の4倍でExcelでモデルを作るといったもののほか、「タンパク質設計の実験における〇〇を解決」など、「凄い」ということはわかるけど、もはや自分には理解できないものも増えてきました。
1年ほど前であれば、「長文理解が凄い」「流暢に喋る」「コーディング性能が凄いぞ」など、新モデルが出るたびに驚きがあったように記憶していますが、「驚けないぐらい理解を超える」性能となっています。
なにができるのか? と問われると、「大体なんでもできる」けど、凄すぎて凄さが伝わりにくい。そんな印象ももっています。
とはいえ、これからAIが社会に広がる中で、より多くのタスク・業務・研究などがAIを前提としたものに変わっていくでしょう。「AIの使い方」の上手さより、AIを前提として、業務やタスクをどのように再設計するかが重要になる、といったことはすでによく語られていますが、加えて、今後は「なにをしたいか」「どんな課題をもっているのか」が明確な人ほど、AIの恩恵にあずかれるのかもしれません。
一方で気になるのは、OpenAIが「開発ペースを落とす」と言及していることです。Anthropicもかねてから業界協調での「ペースダウン」を主張していましたが、AIの社会的影響力が高まる中、「安全性」や、AIの動作を人間の価値観にあわせる「アライメント」作業のための「時間」が必要だと訴えています。上場を控えた両社が慎重になっているのかもしれませんが、これまでの急速な進歩とは別のフェーズに入っていく、その前の象徴的な1週間だったのかな、とも感じます。
加えて、米国では3日、バーニー・サンダース上院議員らが強力なAIの開発を一時停止し、人工超知能(ASI)を禁止する法案を提出しました。規制体制ができるまで開発停止を求めるなど、AI開発への「逆風」も強くなってきているように見えます。
開発の「減速」にはこうした逆風も影響しているように感じられます。
AIによる社会への影響はさらに拡大し、AIが解決する多くの課題とともに、AIによってもたらされる負の側面も今後大きくなっていくのかもしれません。そうした側面についても、注目していきたいと思います。






