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新宿駅西口駅前広場、緑と光の“人のための広場”に刷新
2026年9月4日 20:02
東京都は、新宿駅西口駅前広場デザイン方針を策定した。デザインコンセプトに「新宿駅西口駅前広場は、『もっと』人のための広場へ」を掲げ、緑と光の中で、人が滞在できる駅前広場整備を目指す。
東京都は新宿駅直近地区において、線路上空への歩行者デッキ新設や人中心の駅前広場への再構成、駅の改良や駅ビルの機能更新など、誰もが利用しやすい機能的なターミナルへの再編に向けた取り組みを進めている。その一環として25年9月に、地上レベルで車道を横断することなく、歩行者が東西方向に行き来できる歩行者動線を整備した。
新宿駅西口駅前広場が整備された当時は、モータリゼーションという時代の要請を受け、クルマやバスのためのロータリーと人のための広場の両立を目指して計画された。新しい駅前広場は、地上、地下ともに人のための空間を広げる。デザイン方針では以下の3つをキーワードとしている。
- 「緑」のかなめとなる駅前広場
- 「光」が差し込む明るい駅前広場
- 「人」が集い、賑わう、快適な駅前広場
「緑」については、西新宿の新宿中央公園や4号街路から東口側の新宿御苑までをつなぐみどりの軸の「かなめ」とし、緑豊かで季節の彩りを感じられる広場を目指す。
「光」については、「ボイド」(地下からの吹き抜けとなる開口部)を生かしたデザインにより地下1階まで光を取り込み、地上階とのつながりと広がりを演出。見通しの良い地下広場を整備し、ボイド越しに地下からも周辺のビルを見つけやすくすることで、迷わず移動できる分かりやすい空間を目指す。また、上下動線も整備する。
「人」については、温かさや愛着を感じさせる象徴として大きなシンボルツリーを設置することで緑陰を生み出し、いつでも快適に過ごせる滞留空間を整備する。
そのほか、バスやタクシーの乗降場を再編。地上部の中央に歩行者中心の広場を設け、地下の歩行者空間も広げる。あわせて、鉄道からバスやタクシーへの乗り換えをわかりやすくする。
広場空間は、イベントスペースとしても活用可能。ボイドと階層構造を活かした、地上と地下を一体的に使用したイベントも想定した空間とする。
デザイン方針は、新宿駅西口駅前広場のデザインのポイントや将来イメージを示すことを目的に策定した。今後、構造物や舗装、植栽の樹種などの設計、工事を順次進め、2035年度の概成を目指す。









