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食べたらカロリーを自動で記録 シャープが後発スマートウォッチで狙う差別化
2026年6月16日 13:36
シャープは、食事の摂取カロリーを把握できる初のスマートウォッチ「からだメイトWatch(MH-W01)」を7月9日から発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は59,400円。ゴールドとシルバーの2色。
シャープ初のスマートウォッチで、最大の特徴は、体内における水分の移動や糖の変化から、摂取カロリーを自動で測定・記録できること。運動などの消費カロリーとともに、摂取・消費のカロリー収支をアプリで確認できる。
この摂取カロリー取得機能は、生体データの解析に強みをもつ米HEALBEの特許技術「FLOWテクノロジー」を活用して開発。微弱な電流を流して電気抵抗の変化を測定する生体電気インピーダンスセンサーが、体内における水分の移動や糖の変化から、摂取カロリーを自動で測定する。そのため、ウォッチを「着けるだけ」で食事のカロリー管理が可能になる。
さらに、活動量などから消費カロリーも算出。日々の摂取と消費のカロリー収支を簡単に把握でき、食事量や運動量などの調整を意識しながら、無理のない生活習慣の見直しにつなげられるという。カロリー推定値精度は約89%としている。
なお、摂取カロリーの測定と消費カロリーの算出には、本体を22~23時間/日(食事中、睡眠中含む)装着することを推奨するとしている。
また、水分バランスもモニタリングし、適切な水分補給をサポート。水分補給が必要な場合は、音と振動でアラートを出す。この機能は、生体電気インピーダンスセンサーにより実現している。
加えて、心拍数などのバイタルデータ、歩数などの活動量をはじめとしたさまざまなデータを計測できる。
独自のUX「サーキットビュー」も搭載した。スマートウォッチを着けていても、体調に関するデータを「あまり見ない」というユーザーも多いという。そのため、日常生活の中で自然に健康データを表示し、触れる機会を作るのがこのサーキットビューとなる。
起床時には睡眠時間やその日の天気・予定、日中は歩数や心拍数・消費カロリー、就寝前には翌日の天気や予定など、自動で切り替えて表示。その時間に適した情報が自然と目に入ることで、行動変容のきっかけとする。
ディスプレイは、約1.32インチOLED(466×466ドット)でAlways on Display(常時画面表示)対応。5ATM/IPX8・IP6X相当の防水・防塵性能を備え、ハンドソープでの洗浄に対応。家事や運動時にも使用できる。ベルトは、市販の20mm幅の腕時計用ベルトにも対応。好みに合わせたスタイルを楽しめる。
Bluetooth通話やSMS・メールの着信通知、アラームやタイマー、カメラ操作などの基本機能も搭載する。本体サイズは42×42×9.4mm(最厚部11.9mm)、重量は約33g。
アプリは、健康関連データを一元管理できる「からだメイト」と連携。からだメイトWatchで測定した結果は、アプリでスコアやグラフとして表示する。
また、有料プラン(月額600円)を契約すると、計測したデータをもとに、「食事」「睡眠」「運動」「体調」の4つの側面から管理栄養士監修のアドバイスも受けられるほか、食事の写真からカロリーを推定して、記録できる機能に対応する。
また肌の管理機能なども搭載し、シャープの家電と連携した総合的な健康プラットフォームへの強化を目指すという。
「シャープだけ」機能で市場を拡大する
シャープは16日、からだメイトWatchや新提案のスマートリング「からだメイトRing」、フラッグシップスマートフォン「AQUOS R11」の発表会を開催。ライフスタイルブランドの取り組みとして、からだメイトシリーズを紹介した。
からだメイトWatchについては、「すごい商品ができました」と切り出し、摂取カロリーを自動ではかり、着けるだけでカロリー管理できる初のスマートウォッチと紹介。この機能は米HEALBEとの国内独占ライセンスにより提供される「シャープだけ」の機能となる。
そのため、カロリー収支を見える化できるスマートウォッチはシャープだけで、水分バランスの可視化についても、シャープが国内独占ライセンスを取得。こうした独自性を活かして、「後発」ながらスマートウォッチでのシェア拡大を狙う。
つけっぱなしできる「からだメイトRing」とあわせて、「生活の変化」を記録する体験をシャープウェアラブル製品として展開していく。なお、AQUOSブランドとならなかったのは、「画面がないのはアクオスなのか?」などの議論があり、健康をテーマとした新たな「からだメイト」というブランド展開とした。
また、スマートウォッチの市場自体は横ばいとなっており、急成長はしていないが、「人口に対して、スマートフォンぐらいの市場には至っていない。この飽和状態に疑問を感じている。画期的な商品で、ニーズを開拓することで市場は大きく広がると考えている」とした。

















