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パイロット、温度変化で色が移ろう器 「フリクション」×「有田焼」
2026年1月20日 16:34
パイロットコーポレーションは、“温度で色が変わる”インキ技術と、伝統工芸・有田焼の融合により生まれたインテリア「TIME VASE」の先行販売を、Makuakeで1月28日に開始する。一般販売価格は16,500円。Makuakeでの販売はエッセンシャルオイルとのセットで14,000円~、セットの一般販売予定価格は19,250円。
パイロットは、次世代の事業展開を模索する実験的なWebサイト「未来創造実験室『PILABOT(ピラボット)』」を通じて新たな取り組みを発信している。TIME VASEはピラボットが手掛け、独自の仕掛けには消せるボールペン「フリクション」のルーツとなった技術を活かしている。
表面にパイロット独自の温度で色が変わるインキ「メタモカラー」を塗装しており、お湯を注いだ瞬間から色が変わり、時間とともにゆっくりと元に戻る仕掛け。有田焼の職人が一つひとつ作り上げた磁器と融合させ、“時の流れ”を視覚的に楽しめるインテリアとして製品化した。
一輪挿しのようなフォルムの本体に80~100℃お湯を注ぐと、TIME VASEの表面の色が鮮やかに変化する。その後、30~60分程度の時間をかけて、ゆっくりと元の色に戻っていく。この色の移ろいを眺めながら、リラックスする、考え事をする、何かに集中する、大切な人とおしゃべりをするなど、正確な時間がわからないからこそ生まれる「あいまいな時間」を豊かな創造の時間として楽しめる設計とした。
カラーは「紺から青磁」と「闇に朧月」の2種類。サイズは100×90mm(幅×高さ)目安で、個体差がある。
メタモカラーはフリクションのルーツとなった技術で、筆記具では摩擦熱で生じる熱で瞬時に色が無色に変わる。この技術において、TIME VASEではあえて徐々に「色が戻る」という現象に着目し、そこに「儚さ」や「美しさ」という新たな価値を見出した。色の揺らぎは環境温度やお湯の量・温度によって異なるため、二度と同じもののない情緒的な模様の変化を生み出すとしている。
Makuakeでは、自社開発したオリジナルエッセンシャルオイル「Deep Breath(深呼吸)」とセットで販売。植物から抽出した天然香料のみを使用した、針葉樹と柑橘の香りが重なる「深呼吸したくなる香り」を特徴としている。お湯を入れたTIME VASEに数滴垂らすことでアロマポットとして機能する。
Makuake先行販売は1月28日12時から4月28日、発送は5月7日以降順次。


