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今年は年賀状も生成AI Googleが作成ツール 日本郵便と連携
2025年12月15日 13:08
Googleは、生成AI「Gemini」を活用した、簡単に年賀状を作成できるツール「#Geminiで年賀状」の提供を開始した。提供期間は12月15日~2026年1月15日。日本郵便のプリントサービスと連携し、実際に年賀状として差し出せる。年賀状の作成は無料、年賀状への印刷は有料。
「#Geminiで年賀状」は、Geminiの画像生成モデル「Nano Banana Pro」を活用したAI年賀状作成ツール。テンプレートから好みのものを選択し、任意の画像(複数枚に対応)をアップロードすると、テンプレートのコンセプトを反映したオリジナル年賀状の画像が生成される。オリジナルメッセージを加えたり、縦横比を調整したりすることも可能。
テンプレートは、「和装デザイン」「浮世絵」「モノクロデザイン」「おせち」「雪景色」「プリクラ」「毛糸デザイン」「4コマ漫画」「ジョッキー」の9種類。
郵便局のプリントサービスと連携した年賀状印刷の料金は4,220円~(1~10枚)。
Googleはより多くの世代に向けてGeminiを提供し、日本郵便は年賀状に触れていない若年層に向けて年賀状を提供したいという考えで、共同プロジェクトに取り組む。日本郵便は、年賀状文化の醸成に対する取り組みで生成AIを活用するのは初めてとしている。


