ニュース
モバイルICOCAが新幹線定期券対応 スマホで購入・乗車
2025年11月18日 18:40
JR西日本は、12月20日からモバイルICOCAによる新幹線定期券(FREX・FREXパル)の取り扱いを開始する。駅の窓口に並ぶことなく、スマートフォンで定期券の購入が可能となる。
対応するのは、山陽・東海道新幹線(博多~新富士間)および北陸新幹線(敦賀~上越妙高間)のうち、JR西日本エリアを1区間でも含む区間。有効期間は1カ月または3カ月で、通勤・通学いずれの用途にも対応する。
利用には、12月20日に公開されるICOCAアプリのバージョンアップが必要。ICOCAの発行と申込みフォームへの情報入力後、モバイルICOCAサポートセンターによる確認・承認を経て、アプリ内で定期券を購入できる。FREXパルでは、証明書類の画像アップロードが必要となるほか、保護者などによる代理決済にも対応する。
スマートフォンでの改札通過時はロック解除が不要で、端末をそのままタッチするだけで通過可能。万が一デバイスを紛失した場合でも、会員サイト上で無料再発行ができる。
さらに、J-WESTカードを使って定期券を購入すると、WESTERポイントの還元が受けられる。基本ポイントは最大1.5%(ゴールドカードは最大3%)で、2025年12月20日から2026年2月15日までの期間中に3カ月定期券を初回購入すれば、期間・用途限定のWESTERポイントを最大1万ポイント獲得できるキャンペーンも実施される。
たとえば岡山~新大阪間の3カ月定期券(388,590円)をJ-WESTゴールドカードで購入した場合、基本ポイント11,640ポイントに加えてキャンペーンポイント1万ポイントが付与され、合計21,640ポイントが獲得できる。
