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au新プランは「マネ活2」 銀行・カード連携で最大4700円相当還元

KDDIは、12月1日からデータ使い放題のauのスマートフォン向け料金プラン「auバリューリンク マネ活2」と「使い放題MAX+マネ活2」を提供開始する。「auバリューリンク マネ活2」の月額料金は9,328円、「使い放題MAX+マネ活2」は9,108円だが、auじぶん銀行と連携で応じて毎月最大550円をキャッシュバックするなど、金融サービス連携で最大4,700円相当のキャッシュバック+ポイント還元を行なうため、前者は実質3,528円、後者は3,308円になる。

「auバリューリンク マネ活2」は、データ使い放題で、「au Starlink Direct」「au 5G Fast Lane」「au海外放題」「サブスクぷらすポイント」「Pontaパス」の5つのサービスがついてくるauの上位プラン。

新プランの特徴は、Pontaポイントの還元だけでなく、auじぶん銀行口座への「キャッシュバック」を行なうこと。auじぶん銀行の預金残高に応じてキャッシュバックするほか、通信料金の支払いでもキャッシュバック。また、普段の支払いでau PAYカード/au PAYの利用に応じてポイント還元を行なう。料金プラン特典でキャッシュバックするのは、通信業界初で、キャッシュバックとポイント還元の合計が最大4,700円相当となる。

預金残高に応じた「銀行預けて特典」は、au PAY ゴールドカード会員(年会費11,000円)が対象。auじぶん銀行の円普通預金残高に応じて毎月最大500円(税別)/550円(税込)相当のキャッシュバックとなる。

特典は、月末のauじぶん銀行普通預金口座残高が10万円以上であれば110円、30万円以上であれば330円、50万円以上で550円をキャッシュバックする。

さらに、通信料の支払いにau PAY カード/auじぶん銀行を利用すると毎月最大1,500円(税別)/1,650円(税込)をキャッシュバックする。auじぶん銀行、au PAYカードの連携で1,100円、au PAYカードとauじぶん銀行の両方を連携すると1,650円のキャッシュバックとなる。

加えて、ポイント還元率の上乗せも行なう。au PAY カード/au PAYを利用した買い物は、1決済につき100円ごとのポイント還元率を上乗せし、au PAYゴールドカードでは5%、au PAYカードでは1%をプラス。毎月最大2,500ポイントを還元する。

ネトフリ提携やスターリンク強化も

また、Netflixとの提携も発表。12月1日から26年4月30日までの5カ月間、追加料金なしでNetflixの広告つきスタンダード(月額890円)を利用できるキャンペーンを実施する。Netflixスタンダード(1,590円)やプレミアム(2,290円)のユーザーの場合はそれぞれ890円を値引きし、700円、1,400円となる。26年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシックもキャンペーン期間中に視聴できる。

対象となるのは期間中、au/UQ Mobile経由で「Netflixアラカルト」に新規加入する人。キャンペーン終了後も、「サブスクぷらすポイント」の適用により、最大20%の割引を実施する。

また、衛星を使った通信機能となるau Starlink Directを米国に拡大。T-Mobileとのパートナーシップにより、25年度中にT-Mobileのスターリンク通信エリアでサービス提供する。価格については当面は無料となる見込み。

ポイントだけでなく「キャッシュバック」で銀行連携

2023年9月にKDDIの金融サービスと連携してスタートした「auマネ活プラン」の加入者は170万件を突破。初の通信と金融のセットプランとして拡大してきたが、その間にも政策金利の引き上げなど、金融サービスを巡る状況も変わってきた。

新NISAなどで投資層は拡大しているが、「預貯金」の比率はまだ高く、金利上昇もあり「貯蓄」ニーズが高まっているという。そのため今回は「銀行」連携を強化し、銀行の特徴を活かして、「ポイント」ではなく、「キャッシュバック」を組み合わせたプランとした。

「マネ活2」によるauじぶん銀行連携拡大の目標は開示していないが、「auじぶん銀行のよいサービスを提供できていると思う。キャッシュバックを行なうことで、銀行口座を作ってもらって、そこに価値を感じてもらいたい」(KDDI 松田浩路社長)と説明。auじぶん銀行の口座数は約700万だが、マネ活2などの連携強化により、新たな顧客獲得も狙う。

KDDI 松田浩路社長