ニュース
セブン、パスタ容器を紙に 弁当容器の素材変更で環境負荷低減強化
2025年11月12日 18:29
セブン‐イレブン・ジャパンは、弁当などに使用する容器の素材変更により、環境負荷低減に向けた取り組みを強化する。
10月より発売したパスタ6品については、これまで使用していたプラスチック容器を紙素材に変更。年間で約370トンのプラスチック使用量削減を見込む。また、弁当などに使用する容器の9アイテムに、マスバランス方式によるバイオマスプラスチックを採用することで、石油系プラスチックの使用を年間で約70トン削減する。
マスバランス方式とは、原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料(例:バイオマス由来原料)がそうでない原料(例:石油由来原料)と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割当を行なう手法。
マスバランス方式によるバイオマスプラスチック採用の商品として、かつ丼、牛めしなどがある。
パスタ容器の紙素材への変更や、マスバランス方式によるバイオマスプラスチックの採用により、10月時点で、オリジナル商品全体のうち約40%が環境配慮型の素材となる。同社はオリジナル商品で使用する容器の環境配慮型素材使用について、2030年に50%、2050年までに100%とすることを目指している。



