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Pontaポイントをステーブルコインに交換　KDDIとHashPort

  • 太田 亮三

2025年11月11日 17:43

KDDIとHashPortは、12月からPontaポイントをステーブルコインなどに交換できるサービスを提供する。

KDDIは10月24日、Web3ウォレット開発のHashPortと資本業務提携契約を締結。この提携でKDDIは、HashPortがKDDIを割当先として実施した第三者割当増資により株式の20%超を取得しており、HashPortを持分法適用会社(非連結子会社)としている。

両社はWeb3の社会実装を推進するため相互に協力していく方針で、KDDIが持つモバイルインフラ、ユーザー基盤、金融事業のアセットと、2025年の大阪・関西万博で「EXPO2025デジタルウォレット」を提供したHashPortの技術力やノウハウを活用し、Web3に関するサービスの企画、開発を進める。

なおEXPO2025デジタルウォレットは、10月31日に「HashPort Wallet」としてリニューアルされている。

提携の第1弾として、累計100万ダウンロードのHashPort Walletと、会員数約1.2億人のPonta、約3,900万人のau PAYが連携し、12月1日から新サービスを提供する。

HashPort Wallet内では、Pontaポイントからステーブルコイン・暗号資産への交換サービスが提供される。

また、HashPort Wallet内で、ステーブルコイン・暗号資産からau PAY ギフトカード(コードタイプ)への交換サービスも提供される。取得したau PAY ギフトカードは、au PAY マネーライトへチャージできる。au PAY マネーライト(前払式支払手段)は、出金・送金不可。