ニュース
グーグル、動画生成AI最新版「Veo 3.1」 動画編集「Flow」を強化
2025年10月16日 12:23
Googleは15日(米国時間)、AI映像制作ツール「Flow」を強化し、動画生成AI「Veo」の最新バージョン「Veo 3.1」も提供開始した。Veo 3.1はGeminiアプリやGemini API、Vertex AIで利用可能になる。
VeoはGoogleによる動画生成AIモデルで、5月にVeo 3を提供開始し、音声付きの動画を生成可能としていた。Ver 3.1では、クリップを編集するため新たなクリエイティブ機能を導入し、シーンをより細かく制御できるようにしたほか、オーディオ対応を強化した。また、画像から動画を生成する際のプロンプトをより正確に反映し、品質の向上も実現している。
Veo 3.1 - Designed to empower creatives
Ingredients to Video(素材から動画へ)では、複数の画像を組み合わせて、キャラクターのスタイルを制御。Flowが素材を組み合わせて、イメージした通りのシーンを可能にする
Veo 3.1 - Ingredients to video
Frames to Videoは、開始画像と終了画像を設定し、Flowがその間をシームレスにつなぐ動画を自動生成する。「壮大なトランジションに最適」としている。
Veo 3.1 - Frames to video
Extendでは、元のクリップのアクションを継続する1分以上の長尺動画が作成可能になる。
Veo 3.1 - Create longer, seamless shots
また、Flow内で直接編集できる新機能を導入し、シーンの完成度を高められる。シーンに追加要素のインサート機能や、不要なオブジェクトやキャラクターを除去する機能なども追加する。
Veo 3.1 - Add and remove objects to your scene
