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日本語特化「PLaMo翻訳」サブスク開始 月1078円から
2025年10月10日 12:26
Preferred Networksは、日本語のテキスト翻訳に特化した大規模言語モデル(LLM)PLaMo翻訳のサブスクリプションサービスを開始した。月間利用上限のあるFreeプランは無料。ライトユーザー向けの「Liteプラン」はキャンペーン価格として月額1,078円、年額10,780円で提供する。Liteプランの通常価格は月額1,298円、年額12,980円。
サブスクリプションサービスの提供開始に伴い、テキスト翻訳とブラウザ拡張機能の無料トライアルは終了。トライアルユーザーはFreeプランに移行することになる。
提供する機能は「ブラウザ翻訳」「ファイル翻訳」「テキスト翻訳」の3つ。
ブラウザ翻訳は、ブラウザの拡張機能を利用してWebブラウザで閲覧中のページのテキスト全体または一部をPLaMo翻訳で機械翻訳する機能。画像を含む同一のレイアウトのまま閲覧できる。PLaMo翻訳のChrome拡張機能はChrome Web Store、Firefoxアドオンはaddons.mozilla.org(AMO)からダウンロードできる。Liteプランのユーザーはページ数・翻訳文字数の上限がない。
新機能となるファイル翻訳は、アップロードしたファイルをレイアウトを維持したまま翻訳する機能。ファイルをアップロードするとPLaMo翻訳モデルによる翻訳処理が行なわれ、翻訳済みのファイルをダウンロードできる。Microsoft Word、Microsoft PowerPoint、TXT、マークダウン、JSONなどに対応する。Liteプランのユーザーは50MBまでのファイルを月間5件まで翻訳できる。
テキスト翻訳は、任意のフォーマットのテキストを貼り付けることで、すぐに翻訳ができる機能。原文のレイアウトやインデントは維持され、マークダウンやJSONなどの翻訳も可能。無料トライアルでは入力文字数上限が5,000文字だったが、Liteプランでは50,000文字まで入力可能。
今後は、AIによる校正機能を備えたポストエディット(推敲)機能、チーム管理やシングルサインオンの機能など、ビジネスユーザー向けの機能を拡充したProプランの開発を進める。



