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デジタル庁、ガバメントAI「源内」にPLaMo翻訳を採用
2025年12月2日 16:22
デジタル庁は、Preferred Networks(PFN)が開発する「PLaMo翻訳」を政府職員に提供する。12月中にデジタル庁内で利用を開始し、2026年以降は他府省庁への展開を計画する。
デジタル庁は、行政実務の質の向上や省力化、公務員の働き方改革のために、生成AIなどの利活用は不可欠とした上で、各府省庁で生成AIを業務活用できる環境(ガバメントAI)の整備を進めている。このプロジェクトは「源内」(げんない)と名付けられ、すでに米国のAnthropicやOpenAIなどが開発するLLMが採用されている。
今回のPLaMo翻訳の導入にあたっては、行政文書にみられる独特の語彙や記述様式にも柔軟に対応でき、長文でも正確で自然な翻訳を出力できることなどが評価された。
またデジタル庁は、国内企業との連携・協力により、日本の文化や習慣を踏まえた、日本語を豊富に含む質の高いデータセットを用いて学習された「国内開発AI」についても、積極的に活用していく方針を示している。

