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Microsoft 365 Copilot、ClaudeなどAnthropicのAIモデル対応
2025年9月25日 09:56
Microsoftは24日(米国時間)、「Microsoft 365 Copilot」において、OpenAIのAIモデルだけでなく、Anthropicのモデルも選択可能とすると発表した。引き続きOpenAIのモデルでCopilotを利用できるが、用途にあわせて、Claude Sonnet 4やClaude Opus 4.1などのAnthropicのモデルを選択可能になる。
ResearcherとMicrosoft Copilot Studioでのエージェント構築時から利用可能とし、その後対応を拡大していく。
まずは、推論エージェントの「Researcher エージェント」が、Claude Sonnet 4とOpus 4.1に対応する。Researcher エージェントは、メールやチャット、会議の録画、ドキュメント、業務アプリなどの企業データ ソースやWebを探索して推論を実行する機能で、市場参入戦略の構築や新製品トレンドの分析、四半期報告書の作成などに応用できる。
加えて、「Copilot Studio」でも、Claude Sonnet 4とClaude Opus 4.1をモデルオプションとして選択可能。これにより、Anthropicモデルを活用した、エンタープライズグレードのエージェントを簡単に作成・カスタマイズできるとしている。また、Copilot Studio のマルチエージェントシステムとプロンプトツールを活用し、Anthropic、OpenAI、Azure モデル カタログ内のモデルから、専門的なタスクごとに異なるモデルを組み合わせて使用可能となるという。
今後、Microsoft 365 Copilotのより多くの機能で、Anthropicのモデルに対応予定していく。
