ニュース
スマホ要らずでナビ チタンボディのGPSウォッチ「Amazfit T-Rex 3 Pro」
2025年9月6日 10:00
Zepp Healthは、アウトドア仕様でチタンボディのスマートウォッチ「Amazfit T-Rex 3 Pro」を9月12日から発売する。価格は59,900円。
2024年に発売し、世界で35万台以上を販売した「Amazfit T-Rex 3」の上位モデル。T-Rex 3の機能を継承しながら、チタン合金(グレード5)のベゼル・ボタンとサファイアガラスディスプレイを採用し、堅牢性と高級感を大幅に高めた。
機能面での進化ポイントは、オフラインルートプランニング機能の搭載。事前にオフラインマップをダウンロードしておけば、スマートフォンとBluetooth接続していない環境でも、Amazfit T-Rex 3 Pro単独でナビゲーション可能となった。「過酷な環境にも応えるプロ仕様」に強化している。
特徴のルートプランニング機能は、ウォッチ上またはZeppアプリから利用可能。オフラインマップで、ウォッチから直接周辺のスポットを検索できるほか、目標距離と進行方向を設定するだけで、最大3つの最適化された往復ルートを自動生成する「周回ルート作成」に対応する。
オフラインマップ上でインポートした登山ルートをナビゲーションする機能も搭載。登山アプリの「YAMAP」や「ヤマレコ」で作成したGPXデータ等を、Zeppアプリ経由でインポートし、リアルタイムで表示しながら、ナビゲーションできる。位置情報を利用して目的地までの道順を矢印で示すターンバイターンナビゲーション機能も搭載する。
オフラインマップは、ランニングやウォーキングなどで使用する、道路や基本的な地形が表示された「ベースマップ」、世界10,000カ所以上のゲレンデに対応した「スキーマップ」、登山などのために等高線が表示された地形図「コンターマップ」が用意される。
米軍のMIL規格(ミルスペック)に対応。「MIL-STD-810G」が定める9項目(低圧・高温・低温・熱衝撃・湿度・振動・衝撃・液体汚染・着氷性)に準拠している。10ATM(気圧)防水グレードにより水深45mまで対応。180種類以上のスポーツモードも搭載する。
2色フラッシュライトを搭載し、通常時200ルクス、探索モードでは300ルクスのライトをウォッチ本体から出力。路面や岩場などを確認できる。赤色光も備えており、夜間の読図やテント内での作業中に、仲間に迷惑をかけずに使えるという。
ベゼルとボタンにはチタン合金(グレード5)を採用し、高い剛性と優れた耐食性を実現。チタン90%、アルミニウム 6%、バナジウム 4%で構成され、純チタン(グレード2)より高い強度とともに軽量かつ、耐食性能を発揮する。
ディスプレイはサファイアガラスで、1.5インチ/480×480ドットのAMOLEDパネルは最大3,000nitsの高輝度を実現。直射日光下でも鮮明な視認性を確保する。バッテリー容量は700mAhで、10日~25日の利用が可能。対応する衛星測位はGPS、GLONASS、Galileo、BDS、みちびき(QZSS)、NavIC。
OpenAIのGPT-4oを統合したLUI(Language User Interface)をサポートするAI音声操作サービス「Zepp Flow」を搭載し、音声操作も可能。バンドを含む約74.5g。カラーは、Tactical Black(タクティカルブラック)、Black Gold(ブラック ゴールド)の2色。









