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富士山が噴火したらどうればいい? 火山灰対策など東京都がAI動画公開
2025年8月25日 12:21
東京都は、富士山が噴火した際の影響や対策を伝えるため、生成AIを活用した動画2本(降灰対策編・降灰被害編)を公開した。動画は都の特設サイトやSNS、街頭ビジョンなどで視聴できる。都民に対しては、食料や水、マスクなどの備蓄の重要性も改めて呼びかけた。
富士山は1707年の宝永噴火を最後に活動していないが、将来的に再び噴火する可能性があるとされている。噴火により都内に大量の火山灰が降ると、道路や鉄道の機能が麻痺し、ライフラインや物流に深刻な影響が及ぶ可能性がある。また、火山灰による健康被害も懸念される。
公開された動画では、AIによって火山灰がもたらす生活への影響を具体的に描写し、適切な対策を分かりやすく説明している。なお、動画で生成AIを活用した部分には「生成AIによる映像です」とテロップを入れている。都は、火山防災の日である8月26日を前に、こうした情報発信を通じて都民の防災意識向上を図る。
動画は「降灰対策編」と「降灰被害編」の2種類で構成されており、視聴者は火山灰の性質や注意点、備えるべき物資などを短時間で理解できる。あわせて、都の富士山噴火降灰特設サイトでは詳細な情報も提供している。
降灰対策編
降灰被害編



