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LUUP、札幌市でスタート 冬は雪で休業
2025年7月7日 12:09
Luupは、北海道札幌市で電動キックボードと電動アシスト自転車の「電動マイクロモビリティ」のシェアリングサービス「LUUP」を7月31日から開始する。
札幌市は人口規模が大きいことから、冬期の積雪・凍結による交通状況の悪化や慢性的な渋滞が発生し、問題となっている。さらに、バスなどの公共交通機関の運転手不足や、地下鉄駅と目的地間のラストワンマイルの移動手段不足、観光客の回遊性向上なども課題となっている。
Luupは、2024年の観光シーズンに、北海道美瑛町で電動キックボードのシェアリングサービスを期間限定で導入。電動キックボードを活用した観光ツアーも実施され好評なことから、2年連続で導入した。これは、地方観光地の共通の問題である「観光二次交通」におけるLUUPの有効性を示す事例としており、札幌市でのサービス開始により、地域のさらなる活性化に寄与することを目指すとしている。
利用料金はライド基本料金50円+時間料金1分あたり15円。降雪期間は冬季休業となり、今シーズンの営業最終日は11月16日。設置ポートは約50カ所、車両台数は約200台(電動キックボード:40台、電動アシスト自転車:160台)
7月31日には、東京海上ホールディングス、北海道警察と連携し、安全講習・試乗会を実施。また、札幌限定で「LUUP」のライド料金がだれでも30分間何度でも無料になる「乗り放題キャンペーン」を7月31日から8月9日まで開催する。


