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りそな、グループ4行の窓口手続き連携 どこでも入出金や住所変更が可能に

りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行は、全4銀行で窓口の相互利用を7月1日に開始する。りそなグループの口座保有者は、いずれの銀行の窓口でも普通預金の入出金や住所変更などの手続きが可能となる。

りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行の3社間で締結していた銀行代理業務委託契約を、みなと銀行との間でも締結し、4銀行の窓口の相互利用を可能とした。これにより、800カ店を超える有人店舗の全窓口で手続きができるようになる。銀行代理業務委託契約とは、ある銀行が他の銀行に対して自行の業務の一部を代理して行なうことを委託する契約。

対象となる業務は以下の通り。

  • 普通預金、貯蓄預金の入出金、解約
  • 普通預金、貯蓄預金の通帳記入、繰越、再発行
  • 各種届出(変更、喪失など)

りそなグループでは、バックオフィスや間接部門の統合を通じてグループの一体運営を強化し、その上で4つの銀行がそれぞれの地域や利用者の特性に応じた価値を提供する「ワンプラットフォーム・マルチリージョナル戦略」の確立を目指している。今回の取り組みはその一環で、今後も新たな価値の提供やサービスの充実による利便性向上に努めるとしている。