ニュース

Slack、ハドルミーティングに「AI議事録」機能 料金プラン刷新

Salesforceは17日、Slackの料金プラン刷新とともに、AI機能の強化を発表した。有料のプロプラン(月額1,050円)では、ハドルミーティング議事録に対応するなど、AI機能を大幅に向上している。ビジネスプラスは月額1,800円から2,160円に値上げされる。

無料プランを含むすべてのSlackユーザーが、Salesforceチャンネルを使用し、Slackでコラボレーションできるようになるほか、すべての有料プランでAI機能が追加される。

プロプランもAI機能が導入される

Slack プロ(1,050円)では、Slack上で音声会話する「ハドルミーティング」で、AI議事録を自動作成できるようになる。特定のチャンネルで、会議の議事録を常に記録できる。なお必要に応じて管理者がSlack AI設定からオプションを無効にできる。

ハドルミーティング(イメージ)

ビジネスプラス(2,100円)では、ワークフロー生成、まとめ、翻訳、検索などの幅広いAI機能を強化。新たにEnterprise+ プランも用意され、AIを活用したエンタープライズ検索や進化したタスク管理機能を、組織全体で利用できるようにする。

Slack の料金プランの変更点

・フリープラン:Salesforce チャンネルを利用可能に
・プロプラン:同料金で、主要なAI機能と Salesforceチャンネルが利用可能になり、セキュリティも強化
・ビジネスプラスプラン:1人あたり月額1,800円から2,160円に改定。新たなAI機能とSalesforce のプレミアムインテグレーションによる価値向上
・Enterprise+プラン:新追加。Slackのフル機能に加え、エンタープライズ検索が含まれる