朝日新聞社は、東京・大阪本社で発行している土曜日の夕刊を、8月から休止する。休止の理由は人手不足のためで、朝日新聞販売所(ASA)の労働環境の維持改善のため、土曜日の新聞配達は朝刊のみとする。
土曜日の夕刊の最終発行日は7月26日。土曜夕刊がなくなるものの、購読料は据え置きされ、土曜日の特集記事は平日の夕刊に移す。なお、月曜~金曜日の夕刊は引き続き発行される。
夕刊では8月から、論説委員が時代を読み解く論考、本社コラムニスト2人が音楽の世界を語る企画、国内外の新語や流行語の背景に迫るコーナーを開始予定。「朝刊とともに、いっそう読み応えのある紙面をお届けする」としている。