マイクロソフト、OpenAI「Sora」活用の無料動画生成AI

マイクロソフトは、OpenAIの動画生成AIモデル「Sora」を使用した無料の動画生成サービス「Bing Video Creator」を発表し、中国とロシアを除く全世界で展開を開始した。Bing モバイルアプリで利用可能で、近日中にデスクトップ版とCopilot Searchでも利用可能になる。

テキストプロンプトから5秒の短い動画を生成できる。使い方は、Bing モバイルアプリにある右下のメニューをタップし、「Video Creator」を選択。検索バーに「……のビデオを作成」と直接入力してツールにアクセスすることもできる。Video Creatorが起動したら作成したい動画の説明をプロンプトボックスに入力し、「Create」をタップすることで動画が生成される。動画が完成すると通知が届く。

動画の長さは5秒で、9:16の動画を生成でき、近日中に16:9にも対応予定。1度に3つの動画生成をキューに登録できる。生成した動画は最大90日間保存されるため、その間にダウンロードや共有などが可能。

また、動画を高速モードで生成可能なのは最初の10本まで。その後、高速モードでの生成には1回あたりMicrosoft Rewardsポイントが100必要になる。通常の生成速度ならポイントは不要。