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楽天、全セグメント増収 モバイルはEBITDA初黒字
2026年2月12日 18:37
楽天グループは2月12日、2025年12月期通期および第4四半期決算を発表した。通期売上は2兆4,966億円(前年比9.5%増)で、29期連続の過去最高を更新。IFRS営業利益は144億円と2期連続の黒字。一方、最終損益は1,778億円の赤字。連結Non-GAAP営業利益は1,063億円(前年比992億円増)。EBITDAは4,359億円(前年比33.7%増)で過去最高。以下、営業利益はNon-GAAPベースとして記載する。
楽天市場/トラベルなどEC堅調
売上は1兆3,697億円(前年比6.8%増)、営業利益は889億円(前年比4.5%増)で増収増益。マイノリティ投資事業の評価損益を除く営業利益は1,003億円(前年比15.2%増)となった。
国内EC流通総額は6兆3,452億円(前年比3.9%増)。前年のうるう年影響を除くと4.2%増となる。「楽天市場」や「楽天トラベル」が堅調に推移し、物流事業など成長投資領域の損失縮小も利益改善に寄与した。
インターナショナル部門の売上は21億米ドル(前年比2.4%増)、営業利益は5,183万米ドル(前年比35.3%増)。米国のマクロ環境の影響を受けた事業もあったが、「Rakuten Kobo」や「Rakuten Viber」が伸長した。
カード・銀行・証券など増収 メイン口座化進む
売上は9,759億円(前年比19%増)、営業利益は1,999億円(前年比30.3%増)で大幅な増収増益。各事業で顧客基盤と取扱高が拡大した。
楽天カードのショッピング取扱高は26.5兆円(前年比10.3%増)。ショッピング取扱高の成長に加え、リボ払い手数料率の引き上げなどが増収に寄与した。楽天銀行の口座数は2025年12月末時点で1,763万口座、メイン口座化・生活口座化を進めたことで、単体預金残高は13.2兆円に拡大した。運用資産の積み上げに加え、政策金利の引き上げにより金利収益が大きく伸長し、大幅な増収増益を達成。四半期として経常収益、経常利益のいずれも過去最高となった。
楽天証券の証券総合口座数は1,326万口座(2025年12月時点)となり、NISA口座数は2026年1月に700万を突破。楽天ペイメントは営業利益95億円(前年比111.3%増)で2期連続黒字となった。









