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イオンの置き配、オートロックマンション1800棟に対応
2025年5月27日 16:34
イオンリテールは5月28日より、同社が運営するイオンネットスーパーの注文品を不在時でも受け取れる置き配サービス「置き楽」の対象を、東名阪エリアのオートロックマンション約1,800棟に拡大する。
「置き楽」は、利用者の不在時でもイオンネットスーパーで購入した商品を安全に受け取れるサービス。これまで、オートロック付きの住居は配達員の立ち入りが困難なため、個別に契約している物件を除きサービスの対象外だった。今回、セキュリティを確保しつつ不在時でも配達可能な仕組みが整ったため、対象エリアでのサービス開始に至った。
対象エリアは東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の8都府県。対象となるのは、ライナフの「スマート置き配」システムを導入している約1,800棟のオートロックマンション。
配達には、ライナフの「スマート置き配」システムを活用する。このシステムは、スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いてオートロック付きマンションの共用エントランスの鍵をデジタル化し、認証された配達員のみがオートロックを解錠できる仕組み。解錠履歴は全て記録されるほか、配送には同社指定の配達員に限定し、解錠履歴を遠隔で把握することで、安全・安心な利用環境を提供する。
「置き楽」では、利用者と事前に相談した指定場所に、温度帯ごとに仕分けした商品を届ける。要冷蔵・冷凍品は保冷袋に入れたうえで、折りたたみ式のコンテナに格納される。サービスの初回利用時には申請と、利用客立ち合いでの置き場所の確認が必要となる。