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三菱地所、旧有楽町ビル跡地に新文化発信拠点 26年度後半開業
2025年5月22日 16:27
三菱地所は、東京・有楽町駅前の旧有楽町ビル・新有楽町ビル跡地にて、新ビル建設までの暫定期間を活用したプロジェクトを2026年度後半から展開する。アート、食、ファッション、エンターテイメントといった多様な日本文化を世界に発信する拠点を開設する。
本プロジェクトは、NOT A HOTELと三菱地所が連携して行なうもので、約1万平方メートルの敷地にポップアップストアやイベントスペースなどを設け、駅前の「カルチャー交差点」を目指し、訪れるたびに「何か」に出会える仕掛けを用意する。解体後の広大な敷地ならではのスケール感あるアートも展開予定。
NOT A HOTELが得意とするクリエイティブなアプローチにより、暫定利用だからこそ可能な自由な発想のデザインや空間構成を実現する。世界観を持った配棟・敷地計画、体験デザインにより、新たな観光名所の創出を狙う。
三菱地所は、この取り組みが将来的な新ビル建設や街づくりに繋がる新たな都市開発のあり方を提示するものと位置づける。NOT A HOTELは三菱地所と連携し、都市の可能性を拡張するモデルケースとして本プロジェクトを展開する。プロジェクトの具体的な内容は、今後順次発表される。