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SwitchBot、ダイヤル装備の新スマートリモコン「ハブ3」

SwitchBot ハブ3

SWITCHBOTは、スマートリモコンの最新モデル「SwitchBot ハブ3」を発売した。価格は16,980円。キャンペーン中は3,500円オフの13,480円。オンラインのほか一部家電量販店でも取り扱う。

「ハブ3」は、過去最多の機能を搭載したというスマートリモコンのフラッグシップ。同社のスマートホーム製品群の中核を担う製品で、さまざまな機能を進化させた。本体に追加したダイヤルで各種の操作を行なえるようにしたのも特徴。

Fire TVやApple TV、Android TVなどのストリーミングデバイスのリモコンとして使用できる。赤外線リモコンのデータベース収録数は10万1,000件以上で、新旧問わずさまざまな家電を操作可能。

本体に新たに搭載されるダイヤルを回してチャンネルを切り替えたり、音量を調節したりできる。エアコンの温度操作、照明の明るさ調整なども可能。

本体には4つのカスタムボタンが搭載され、「外出」「帰宅」などの「シーン」設定をボタンひとつで切り替えるといった使い方が可能。

他社Matterデバイスをハブ3から操作可能。逆に、30個までのSwitchBotデバイスをハブ3経由でMatterにつなぎ、ホームアプリから操作できる。

従来の温度・湿度・照度センサーに加えて、新たに人感センサーが追加されており、エアコンや扇風機といった製品の稼働と連携させられる。

ほかにも、CO2センサーと接続すれば、別室のCO2濃度をハブ3に表示可能。ロックと連動すればアイコンでドア開閉状況を表示するなど、「欲しい情報がすべて分かる」と謳う。

こうした各種のデータはオートメーションに組み込むことができ、留守の間は自動的にエアコンの設定を変更するといった動作が可能になっている。

動作温度は-20℃~65℃。通信方式はBluetoothとWi-Fi。赤外線の送信範囲は最大30m。温度センサーの精度は0℃~65℃が±0.2℃。湿度センサーの精度は10%~90%RHが±2%RH。

電源端子はUSB-Cで、同梱される5V・2AのACアダプターを利用する。本体には5V・500mAのUSB-C出力ポートも用意され、SwithBotのCO2センサーなどで利用できる。温湿度センサーは本体から分離されており、ケーブルで接続する。本体サイズは126×94×38mm、重量は190g。

なお同社は、カメラやセンサーの情報をもとに自動で最適なアクションを実行するという、大規模視覚言語モデルとエッジAIを組み合わせた「AIスマートハブ」も開発中で、製品の投入を予告している。