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三菱UFJとマネフォ、ファクタリングの合弁解消 Biz Forwardはマネフォへ

三菱UFJ銀行と三菱UFJファクターは、2社およびマネーフォワードの3社による合弁会社「株式会社 Biz Forward」の株式を、マネーフォワードへ売却するため、株式売買契約を締結した。Biz Forwardはマネーフォワードの100%グループ会社化となる。

Biz Forwardは、三菱UFJ銀行、三菱UFJファクター、マネーフォワードの3社により、中小企業の支援を目的に2021年8月に設立された。主にクラウド型BtoB請求代行サービス「SEIKYU+ powered by Biz Forward」、中小企業向けオンラインファクタリングサービス「SHIKIN+」、請求書カード払いサービス「Biz Forward 請求書カード払い powered by Money Forward Kessai」を展開している。

3社はBiz Forwardにおいて各社の知見を結集し、オンラインファクタリングサービスSHIKIN+の審査モデルを構築。サービスをさらに広めていくフェーズに入り、マネーフォワードが有するチャネルを最大限に活かして展開するため、迅速な意思決定とリソースの集中を図り、マネーフォワードグループの完全子会社とすることとなった。

今後も三菱UFJとマネーフォワードグループはビジネスパートナーとして協業し、クラウド型BtoB請求代行サービスについては、三菱UFJファクターを代理店として提供を続ける。

Biz Forwardが提供してきたSEIKYU+ powered by Biz Forward、SHIKIN+、Biz Forward 請求書カード払い powered by Money Forward Kessaiは、継続してサービスを利用できる。

2025年秋頃にはマネーフォワードのグループ会社マネーフォワードケッサイが提供するサービスとの統合、サービスブランドの一本化を予定している。サービスブランドの統合について変更後のサービス名は以下通り。

  • SHIKIN+:「マネーフォワード アーリーペイメント」
  • SEIKYU+ powered by Biz Forward:「SEIKYU+ powered by Money Forward Kessai」
  • Biz Forward 請求書カード払い powered by Money Forward Kessai:「マネーフォワード 請求書カード払い」