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freeeの透明書店、無人営業と古本買取に対応

会計ソフトなどを展開するfreeeのグループ会社である透明書店は、書店の無人営業および古本の買取を4月11日から本格的に開始した。

無人営業は、定休日などの売上がない日の営業時間外にも書店を利用できる体制を構築するもので、スモールビジネスにおける売上機会の拡大を狙う。試験運用は3月末から行なっており、実店舗の定休日や夜間に来店者が増えたことを受けて正式導入に至った。無人営業の時間帯は、月曜および木曜から日曜の19時~0時、火曜・水曜は終日とし、クレジットカードや各種電子決済に対応する。

また、古本買取の取り扱いも同日より開始した。freeeのサービス「freee許認可」を活用して古物商許可証を取得し、これまで販売のみだった古本に新たな取引機能を追加した。開始記念として、5月6日まで通常の2倍の価格で古本を買い取るキャンペーンも実施する。

透明書店は、台東区蔵前に店舗を構え、「透明」「自由」「素敵な小さな出版社」といったテーマで本を陳列。店内には約3,000冊が並び、ジャンルはノンフィクションから漫画、絵本まで多岐にわたる。AI技術を活用した「くらげAI」も導入されており、来店者に本の提案を行なうなど、ユニークな体験を提供する。

有人営業は月・木・金・土・日の12時~19時で、現金払いにも対応。無人営業では現金は利用できない。所在地は東京都台東区寿3-13-14-1Fで、最寄り駅は都営大江戸線蔵前駅A5出口から徒歩1分。