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freeeの「透明書店」、棚貸しの「シェア型書店」を開始

freeeは、グループ会社透明書店が経営する書店「透明書店」で、“独立したい系書店”をコンセプトにした棚貸し事業「シェア型書店」を開始する。透明書店の全54棚を対象に、これから独立を目指す人や、スモールビジネスを始めたい人に、一棚から貸出を行なう。入会金は11,000円で、月額利用料は5,720円。

透明書店は、2023年4月に台東区蔵前にオープンした書店。ソフトウェアでスモールビジネスを支援するfreeeが、グループ内でスモールビジネスを持ち、その理解を深める狙いで事業展開しており、freeeのサービスやSaaSを活用しながら、3,000冊超の書籍を店舗で日々販売している。

透明書店

今回、透明書店の新たな展開として、店舗内の約30×30×30cm全54棚を貸し出す。多目的スペース「不透明な部屋」を刷新したもので、月額5,720円で1棚が借りられ、販売は透明書店が対応。売上手数料は10%。

なお、棚貸しは、「独立したい」意志がある人に限定。雑貨などの書籍以外の取り扱いも可能だが、最低1冊以上は本を販売する必要がある。選書や仕入れについてのサポートも透明書店が行なう。

棚貸し事業開始にあたり、内装工事等にあてる資金を調達するためのクラウドファンディングも実施している。