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KDDI、新アンテナピクト「5G+」 高速なSub6・ミリ波の通信中に

KDDIは、5Gの高速・大容量な通信を識別できるアンテナピクト「5G+」を4月3日から開始する。国内初の取り組みで、一部の端末がソフトウェア更新で対応、今後発売する端末は順次対応する。

高速・大容量な5Gの「Sub6」か「ミリ波」で通信していることをが識別できるアンテナピクト。スマートフォンの画面上で、利用者が5GのSub6やミリ波用に割り当てられた周波数帯で通信していることを正しく認識できるようにする。通信中のみ表示され、待受時は従来同様に「5G」と表示される。

4月3日から「Xiaomi 14T」がソフトウエアアップデートにより対応を開始。以降は準備が整い次第、順次対応していく。

KDDIは、5G専用の周波数帯であるSub6の基地局を業界最多の3.9万局で展開しているほか、2024年度に基地局の出力アップやアンテナ角度の最適化を実施しSub6利用可能エリアが拡大、通信速度も向上している。また、Sub6エリア全域での「5G SA」サービスも開始している。