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東京メトロ東西線 東陽町~西葛西、5月11日・12日は終日運休

東京メトロは5月11日(土)と12日(日)の2日間、東西線東陽町~西葛西駅間を終日運休します。東西線南砂町駅線路・ホーム増設へ向けた線路切替工事実施に伴う運休です。

運休期間中は、中野方面は東陽町駅、西船橋方面は葛西駅での折り返し運転となります。西葛西~葛西駅間は、同区間での折り返し運転となるため葛西駅での乗り換えが必要となります。

運休当日は東京メトロやJR、都営地下鉄等による振替輸送を利用できます。西船橋~都内の間の利用の主な迂回ルートの例として、西船橋からJR総武線各駅停車やJR京葉線、本八幡駅から都営新宿線を利用するルートが挙げられています。

運休区間となる東陽町~西葛西駅間は、バスによる代行輸送が実施されます。運行時間は5時頃から24時30分頃までで、約5~10分間隔を予定しています。ただし、乗車定員はわずかで、利用者が集中すると長い待ち時間が発生する可能性があることから、身体の不自由な人や高齢者、小さな子供連れが利用できるよう、できる限り鉄道による迂回の協力を呼び掛けています。

バスによる代行輸送ルート

南砂町駅では5月13日始発から駅出入口が変更となり、新改札が設置されます。バリアフリー移動経路も変更となるので注意しましょう。

悪天候等により、線路切替工事を実施できない場合は、5月25日(土)~26日(日)に延期となります。

工事は、東西線の輸送力増強を図り、南砂町駅の線路とホームを増設するものです。工事完成前は、前の列車が発車しないとホームに入れず駅間での停車が発生しています。前の列車が停車中でも次の列車がホームに入れるようにすることで、同一方向の列車が交互に発着できるようにして、列車遅延の防止につなげる計画です。

線路とホームの増設は工事最終完成までに、合計3回の線路切替工事が行なわれます。今回は第1回となる線路切替工事で、中野方面行の線路を南側に切替え、増設したホームの供用を開始します。工事完了後は、第2回線路切替工事へ向けた工事のため、現在供用中のホームの一部が使用休止となります。