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削らず書き続けられる鉛筆「メタシル」、軸が牡蠣や帆立原料の新作

サンスター文具は、削らず約16km書き続けられるメタルペンシル「メタシル」シリーズから、軸に地産廃材を約40%含んだ再生プラスチックを使用した「Re:metacil(リ:メタシル)」を発売した。価格は990円。

日本国内で排出されている噴石・牡蠣・卵殻・帆立の廃棄物をそれぞれ粉砕・再生したアップサイクルプラスチック(従来のプラスチック使用量を削減する新しい環境配慮素材)を、軸の素材に採用。軸の種類は噴石・牡蠣・卵殻・帆立の全4種でキャップ付き。

特殊芯を使用している「メタシル」シリーズは、摩耗が著しく少ないため削らずに約16km書き続けることが可能な筆記用具。芯は黒鉛と金属を含んだ特殊芯で、筆記時に紙との摩擦で生じる黒鉛と金属の粒子が紙に付着することで筆跡となる。芯は約2H鉛筆相当の濃さで、摩耗した芯は交換可能。水や水性マーカーなどにも滲みにくく、通常の鉛筆のように一般的な消しゴムで消すこともできる。本体サイズは9×143×9mm、重量は約15g。