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削らず16km書ける鉛筆「メタシル」にキャップ付きコンパクトモデル

サンスター文具は、削らず約16km書き続けられるメタルペンシル「metacil」シリーズから、キャップがついたコンパクトサイズの「metacil pocket(メタシルポケット)」を11月上旬に発売する。価格は1,100円。

メタシルは、芯が黒鉛と金属を含んだ特殊芯で作られいて、筆記時に紙との摩擦で生じる黒鉛と金属の粒子が紙に付着することで筆跡となる、鉛筆のようで鉛筆とは違う筆記具。'22年6月の発売以降、累計出荷約120万本を突破している。芯の濃さは2H鉛筆相当。

メタシルポケットの長さは120mmで、従来の160mmよりもコンパクトにするとともに、レザー調のキャップを付属することで持ち運びしやすくしている。

芯は従来品と同様で、削らずに約16km(サンスター文具調べ)書き続けることができる。このアイデアは、美大出身である開発担当者が、デッサンやアイデアをスケッチするときなど、鉛筆を使うたびに削る手間がかかることや手が黒く汚れることに不便さを感じ、それを解消するために生まれた。

水や水性マーカーなどに滲みにくい点も特徴。また、通常の鉛筆のように一般的な消しゴムで消すことができる。

水に滲みにくい
消しゴムで消せる

替芯も用意しており、芯が擦り減って丸くなってきたら交換できる。替え芯は交換用のほか、筆記線の太さにこだわりがある人の使い分け用も想定している。替え芯は従来モデルと共通で、価格は440円。

メタシル替芯

本体サイズは7.8×7.8×120mm(幅×奥行×長さ)、重さは10g。ボディカラーはブラック、ピンク、ブルー、ホワイト、ベージュ、ネイビーの全6色。