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セイコー機械式ダイバーズウォッチが正統進化 300m防水で72時間駆動に

セイコーウオッチは、「セイコー プロスペックス」の新作として、定番モデルを進化させた「メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ」を6月8日に発売する。レギュラーモデル2機種に加えて、SEIKOブランド100周年記念モデル1機種もラインナップされる。機械式の腕時計で、価格は176,000円~203,500円。

セイコーは1965年に国産初のダイバーズウォッチを発売。2020年には、この原点のモデルのデザインを継承しながら現代的な要素も加えた「1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン」(SBDC101)を発売している。

今回発売されるのは、SBDC101をベースにしながら、各部で正統進化を図ったもの。搭載されるムーブメントは「6R55」で、パワーリザーブはSBDC101の70時間から72時間(3日間)に拡大しているほか、防水性能はセイコーの空気潜水用ダイバーズウォッチで最高スペックとなる300m防水に高めた。

ブラックダイヤル SBDC197

デザイン面では、ダイヤルの3時位置にあった日付窓を、4時と5時の間に配置する変更を行ない、インデックスやルミブライトの発光をシンメトリーなデザインにしている。これにより、暗い状況での視認性をさらに高めた。

ブルーダイヤル SBDC195

ケース径や厚さは、ベースモデルからわずかにコンパクトになった。ベゼルのインサート(表示板)はアルミニウム製で、レーザー加工で彫られたダイビングスケールに塗料を流し込み、長期間の使用による塗料の剥離を防ぐ仕様。

新開発のブレスレットが装備され、しなやかに動く短いピッチのコマと、コンパクトなバックルで構成されている。

ムーブメントは機械式で自動巻のキャリバー「6R55」を搭載。精度は平均日差+25秒~-15秒。パワーリザーブは約72時間、振動数は21,600振動/時。石数は24石。

ケース・ブレスレットはダイヤシールドが施されたステンレススチール製。風防は内面無反射コーティングのカーブサファイアガラス。防水性能は300m空気潜水用防水。大きさはケース径が40mm、厚さが13mm。

ダイヤル・ベゼルのカラーは、ブラック(SBDC197)とブルー(SBDC195)がラインナップされる。価格は176,000円。

セイコー プロスペックス メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ SBDC197、176,000円
セイコー プロスペックス メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ SBDC195、176,000円

SEIKOブランド100周年記念モデル

SEIKOブランド100周年記念の「メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ スペシャルエディション」(SBDC199)は、ダイヤルとベゼルがチャコールグレーのデザインで、ゴールドカラーがアクセントになっている。リサイクル素材の交換用ファブリックストラップがパッケージに同梱される。風防は内面無反射コーティングのサファイアガラス。価格は203,500円。

交換用のファブリックストラップが同梱される
SEIKOブランド100周年記念 セイコー プロスペックス メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ スペシャルエディション SBDC199、203,500円