ニュース

横浜市「ゆめが丘ソラトス」7月開業 シネコンや「そうにゃんぱーく」

外観イメージ(環状4号線側)

相鉄いずみ野線 ゆめが丘駅前で開発が進められている「ゆめが丘ソラトス」の開業が7月に決定した。約130店舗の出店が予定されており、そのうち110店舗が発表された。「109シネマズゆめが丘」や「そうにゃんぱーく」がオープンする。

神奈川県横浜市泉区の、約24ヘクタールに及ぶ「泉ゆめが丘地区土地区画整理事業」の一環として進められている、横浜市泉区で最大規模となる施設開発。相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントが開発を担う。街区面積は約43,000m2、延床面積は約96,800m2。地上3階建の施設のほか、駐車場棟などを整備する。

現在のゆめが丘ソラトス外観

アクセスは、相鉄いずみ野線 ゆめが丘駅直結、横浜市営地下鉄ブルーライン 下飯田駅から徒歩1分。また、横浜市の主要な幹線道路である環状4号線に面している。

ゆめが丘ソラトスおよび周辺施設位置図
ゆめが丘駅ホーム

約130店舗のラインアップからなる「ゆめが丘ソラトス1」、ヤマダデンキが出店する「ゆめが丘ソラトス2」が開業。3フロア構成で、1階は食物販・飲食、2階はファッション・ライフスタイル、3階は10スクリーンの大型シネマコンプレックス「109シネマズ」、アミューズメントパーク「ASOBLE」、フードコートなどを展開する。

外観イメージ(下飯田駅側)
館内イメージ

屋上には、相模鉄道キャラクター「そうにゃん」をモチーフにした遊具を揃えた広場「そうにゃんぱーくそらの広場にゃん」を開場。約3,000m2の、子どもたちがのびのびと遊べて、子育て世代が交流できる場所を提供する。

そうにゃんぱーくイメージ
そうにゃん。屋上にて

1階の食物販ゾーンの名称は「ゆめが丘マルシェ」。地域資源を生かした「食」の魅力を発信し、食の体験を通じて利用客と地元をつなぐ場所を目指す。また、スーパーマーケット「そうてつローゼン」が出店するほか、生鮮3品では「Mona Port」「魚喜」「ゆめが丘晃進」などが出店する。

ゆめが丘マルシェイメージ

飲食ゾーンの名称は「SORATOS DINING」。藤沢の隠れ里車屋の新業態「Kurumaya Grill」や、ニコカンパニーの新業態「Loco's Moco's」などが出店する。

SORATOS DININGイメージ

3階のフードコートの名称は「FOOD STATION」。関東初出店の「鶏山劇場」や、横浜の「花板食堂」など全9店舗が出店する。座席数は約700席。併設する「station view terrace」では、相鉄線の電車が走る様子や、晴れた日には富士山をのぞめる。

FOOD STATIONイメージ

大型店舗はヤマダデンキのほか、関東初出店となるアミューズメント店舗「ASOBLE」、アウトドアグッズ「WILD-1」や、ユニクロ、無印良品などが出店する。

3階のシネマコンプレックス「109シネマズゆめが丘」は、10スクリーン・総席数約1,300席。メインシアターは4Kレーザー投影システムと12chサウンドシステムを採用した「IMAXレーザー」が導入される「IMAX」で、関東初の最新スペック版3面ワイドビューシアター「ScreenX」や、関東初の常設キッズ向けシアター「KIDS CINEMA」の導入も決定している。

ScreenX
KIDS CINEMA

地域交流体験スペースとして、そうにゃんぱーくのほか、シェアキッチンや交流空間を設置する。

施設屋上イメージ

シェアキッチン「Live Kitchen SORATOS」は、1階のゆめが丘マルシェに併設。生産者がレシピを紹介するイベントなどを開催するほか、人が集まって時間を共有するサードプレイスとしての空間を提供する。

交流空間「SORATOS Room」は2階と3階に設置。催事、展示場、セミナーなどの用途で利用できる。

施設名称の「ゆめが丘ソラトス」は、「ゆめが丘の広大な空」をイメージして名付けられており、施設コンセプトとして「ゆめが丘から生まれるローカルライフ、住まう・働く・訪れる。すべてのひとに届く、自分らしい“毎日”と深まる“満足”」を掲げている。

2階 プロムナードイメージ
出店店舗一覧(110店舗のうち、既出店舗以外の86店舗を記載)