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赤羽に26階建て・108mの商住複合施設

JR赤羽駅至近に、住宅と商業施設からなる地上26階、高さ約108mの複合施設が建設される。2026年度工事着手、2029年度竣工予定。

赤羽一丁目第一地区市街地再開発準備組合、野村不動産、丸紅都市開発が推進する「赤羽一丁目第一地区第一種市街地再開発事業」。東京都が1月31日付で市街地再開発組合設立を認可した。

施行地区は東京都北区赤羽一丁目の一部で、JR赤羽駅の北東側に位置する約0.5haの区域。周辺には飲食街や商業施設が並び、交通の利便性の高さから住みやすい街としても認知されている一方で、低利用地の存在、老朽化した建物の密集、来街者や住民が集える空間不足などの課題があるという。

この課題に対して同事業では赤羽の顔に相応しい「商・住複合ゾーン」の創造を目指し、駅周辺に不足するオープンスペース(広場状空地)整備による地域の防災性の向上、誰でも安心して住める多世代対応型の住宅の整備、商業施設の整備によって、賑わいと交流の創出を図る。

また、道路沿いの歩道状空地の整備や、既存の東西歩行者動線の機能を補完する広場状空地の整備により、歩行者空間の安全性や回遊性の促進を図る。

配置図

敷地面積は約2,890m2、建築面積は約1,610m2、延べ面積は約33,340m2。住宅は約270戸を予定。