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大阪市の粗大ごみがクレカ・PayPay対応 シール購入不要に

チャットボット画面

大阪市は3月1日より、粗大ごみ処理手数料の支払いにキャッシュレス決済を導入するほか、時間を問わず粗大ごみに関する相談や収集の申込みができる「チャットボット機能」、画像で品目検索ができる「画像検索機能」を導入する。

インターネット申込み時の手数料の支払いに、クレジットカード決済、PayPay決済が利用できるようになり、手数料券を購入する手間が省ける。粗大ごみを出すときには、受付完了通知に記載されている受付番号をメモ用紙等に記入して粗大ごみに貼り付ける。これまでどおり、販売店での手数料券購入による手数料の支払いを選択することも可能。

チャットボット機能では、チャットボット上で粗大ごみの申込みが行なえるほか、手数料額や収集日の検索、粗大ごみに関する質問をするとAIが答える。粗大ごみ収集受付センターの受付時間中であれば、チャット上でのオペレーター応対に切り替えることもできる。

粗大ごみの画像検索機能も導入。現在はインターネット申込みを行なう際、排出する粗大ごみの品目選択をキーワード検索や50音順リスト等から選択する形式となっているが、画像検索機能導入以降は画像を送信することでAIが画像認識を行ない、「品目の候補」を提示する。あわせて手数料額の確認もできる。この機能は、チャットボット等での品目選択時に利用できる。

画像検索機能

そのほか、粗大ごみの申込みから収集までの間隔を最短4日後から3日後に変更。作業伝票を紙伝票からタブレット上での電子伝票に変更することで、業務の効率化、収集までの間隔短縮につなげている。