ニュース

名鉄「新一宮駅ビル」1月末に閉館 25年度に複合施設開業

現在の新一宮駅ビル

名古屋鉄道は、1月末に閉館する名鉄一宮駅直結の「新一宮駅ビル」について、リニューアル工事を行ない、2025年度中に複合用途施設を開業すると発表した。

新一宮駅ビルは2000年に竣工・開業し、名鉄百貨店として営業してきた。閉館後は、ビルの老朽化に伴う大規模修繕とともにリニューアル工事を行なう。名鉄一宮駅、JR尾張一宮駅、バスターミナル・駐車場直結の立地や施設特性を生かした、駅利用者や近隣居住者が日常的に利用できる施設とする。

リニューアルコンセプトは「つむぎ彩る毎日を ~一宮(いちみや)十色(といろ)~」。隣接するμPLAT一宮のコンセプト「つむぐ」を踏襲しながら、多用途で便利かつ一宮らしい魅力を持ち、「毎日立ち寄りたくなる、日常を彩り豊かにつむぐ施設」を目指す。

リニューアルでは現在の建物をそのまま生かしつつ、設備更新や補修を行なう。これまで地下1階から7階の全8フロアを百貨店として利用していたが、リニューアル後は商業店舗と事務所の複合用途施設とする。各階の想定用途は、地下1階から4階が店舗(食物販、物販、サービス)、5階から6階が事務所、7階が店舗(飲食)、事務所。

着工は2024年4月以降、竣工および開業は2025年度中を予定している。所在地は愛知県一宮市新生1-1、延床面積は30,899.46m2