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Getty Images、生成AIを使ったストックフォトサービス 商用利用可

Getty Imagesは、生成AIツール「iStockの生成AI(iStock by Getty Images)」の提供を開始することを、米国で開催するコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で発表した。料金は100生成で2,215円。

iStockは、同社が運営するストックフォトサービス。「iStockの生成AI」は、ビジュアルデザイン用のカスタム生成AIモデル「NVIDIA Picasso」を搭載した生成AIツールで、Getty Imagesが持つコンテンツと独自のデータのみを使用してトレーニング。画像生成時に既存の商品や人物、場所など著作権で保護されたものが排除されるように設計されている。商用利用が可能で、10,000米ドルの法的補償も付属する。

数百万点の限定写真、イラスト、ビデオを含む、iStockの画像ライブラリとシームレスに連携。印刷物やソーシャル上での投稿、オンラインプロモーションなどで活用が可能。

また、近日中に編集APIとして「インペインティング機能」と「アウトペインティング機能」を提供予定。インペインティング機能では、画像の任意の領域をマスクし、テキストプロンプトを入力することで人物やオブジェクトを追加できる。マスク機能をより厳密に適用するReplace機能も登場予定。

アウトペインティング機能では、ユーザーが画像のアスペクト比を変更して空白の領域ができた場合でも、元の画像に基づいて自動的に空白を埋める画像を生成できる。