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楽天証券、NISA口座が500万超える

楽天証券は、NISA口座数(一般・つみたて・ジュニア)が、500万口座超となったと発表した。同社では、「業界最多のNISA口座数」としている。

同社は6月に「NISA口座業界1位」を発表していたが、2024年から始まる新しいNISA制度への期待などを背景とし、30代以下の資産形成層を中心に「楽天ポイント」、「楽天カード」、「楽天キャッシュ」で投資信託の積立ができるサービスなどを訴求。低コストでの資産づくりが実現できる環境を提供し、業界最多の500万口座を達成したという。

楽天証券では、投資信託・国内株式・米国株式・海外ETFの取引手数料(売買)を無料化したほか、信託報酬最安値インデックスファンド、「投信残高ポイントプログラム」による投信残高でのポイント付与、「新NISA積立予約」など、様々な施策を展開。投資初心者向けの「はじめる」きっかけだけでなく、永く資産形成を「つづける」環境も強化していくという。

日本証券業協会の発表では、6月時点での証券会社におけるNISA総口座数は約1,290万。'24年1月の新NISA開始に向けて、各社が新規獲得を強化している。10月からNISA口座開設申し込み受付を開始した、PayPay証券も2カ月弱で10万口座突破と発表している。