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PASMO利用の交通費精算が楽に 「Concur Expense」と連携

PASMO協議会およびパスモはコンカーと連携し、コンカーが提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」のユーザー企業を対象とした旅費精算の有償サービスの提供を12月8日に開始する。

鉄道やバスをPASMOで利用すると、最短で乗車翌日にPASMOの利用履歴データがConcur Expenseに自動連携される。Concur Expenseユーザーが旅費精算を行なう際、リーダー等にPASMOの利用履歴を読み込ませる作業が不要となり、申請漏れ防止、入力業務負荷削減につながる。

また、データの改ざんは不可能で、誤入力がない状態で申請されるため、承認者・経理部門のチェックの負担が軽減される。

対象となるSAP Concur ユーザーは、Concur ExpenseおよびIC Card Integrationの利用者。サービスの対象となるPASMOは記名PASMO(カード、モバイルPASMO、Apple PayのPASMO)。連携の対象となるデータはPASMOで利用した鉄道、バス、タクシーなどの利用履歴で、定期券区間の乗車履歴、物販履歴は除く。

Concur ExpenseはSuica、nimocaとの連携をすでに開始しており、PASMOとの連携により発行枚数ベースで日本全体の約80%の交通系ICカードを網羅する唯一の経費精算・管理クラウドとなる。