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PASMOの旅費精算をコンカー直結で実現 '23年冬以降に開始

PASMO協議会とパスモは、コンカーと連携し、2023年冬以降「Concur Expense」のユーザー企業を対象とした旅費精算の有償サービスを開始する。

コロナ禍の影響により、オフィスへの出社日数が減ったことから、旅費を実費精算に切り替える企業が増えている。今回の取組は、通勤交通費における正確性の向上、業務負荷軽減へのニーズの高まりを受け、PASMOの利用履歴データを、コンカーの経費精算・管理クラウド「Concur Expense」と連携させた有償オプションサービスとして展開する。

鉄道やバスをPASMOで利用すると、最短で乗車翌日にはPASMOの利用履歴データがConcur Expenseに自動で連携される。そのため、ユーザー企業が旅費精算を行なう際、リーダー等にPASMOをタッチさせて利用履歴を読み込ませる作業が不要となり、申請漏れを防ぎ、入力業務負荷を削減。データの改ざんは不可能なため、承認者や経理部門によるチェックの負担が軽減するという。

サービスの対象となるPASMOは、「記名PASMO」「モバイルPASMO」「Apple PayのPASMO」。連携の対象となるデータは、PASMOで利用した鉄道、バス、タクシーなどの利用履歴(定期券除く)。対象となるSAP Concurユーザーは、Concur ExpenseとIC Card Integrationの利用社。